
来週、日本に行きます!久しぶりの日本は楽しみなのですが、天気をチェックしたら、酷暑らしく、熱中症患者が結構出ているようではないですか。ぎょぎょ。
去年の夏は、娘の野球トーナメントで、アメリカ、アリゾナ州、フィニックスへ10日間行ってきました。フィニックスは、砂漠。なんと気温が朝から華氏110度(摂氏43度)になりました。暑いとは予測していたものの、そこまで上がるとは、予想外でした。
そんな中、娘のチームは一日炎天下で、1日2試合という過酷な条件を5日間こなさなくてはならなかったので、僕の知識の中で可能なまでの予防対策を試合3日前から徹底的に行いました。
もちろん若さもあると思いますがが、その甲斐あってか、焼けるような陽射しの中、娘はトーナメント打率過去最高の4割7分、キャッチャーとしても、6試合中3試合を通しでこなすことができ、それほどバテもありませんでした。
その理由は第一に、
「エレクトロライトの摂取」 が功を思いっきり奏してくれたと思います。
暑い時に水分補給が必要なことは、誰でも知っている重要なことですが、エレクトロライトを気にかけて水分や食事を摂ることで、体はさらに一層楽になります。エレクトロライトとは、電解質のこと。僕らの細胞はエレクトロライトを使って電気を起こし筋肉を収縮させます。細胞は、ほとんど水分でできていますので、体全体がこのエレクトロライトを必要としますが、過度な発汗によってこのエレクトロライトを失うと、細胞の機能が大きく低下して体のさまざまな機能に支障を起こし、これが熱中症の大きな原因ともなります。
エレクトロライトとして機能する栄養素には、塩分(ソディウム)・塩化ナトリウム、ポタシウム、マグネシウム、カルシウム、リン酸塩、などがありますが、中でもソディウム、ポタシウム、マグネシウムが重要だと言えます。
ゲーターレードや、ポカリスウェットなどが一般的に勧められていますが、自然系で行きたいなら、実はココナツウォーターが最もそれらの栄養素バランスが取れています。僕らも、45度の炎天下でクーラーにココナツウォーターを何本も入れて水代わりに飲んでいました。
そして、バナナ、パイナップル、オレンジ、アボカド、スイカ、トマト、ほうれん草、豆類(特にレンズ豆など)の果物や食べ物にエレクトロライトが豊富です。
気付いた方もいると思いますが、熱帯地方に育つ食べ物には自然とエレクトロライトが豊富に含まれているのです。地球はすでに何万年もの間、その土地土地の生き物が必要な栄養素を提供してくれているということです。ですので、その季節に生産されるその土地のものを健康な頭と体が欲するときに食していれば、最も自然に健康でいられるということなのです。