あなたの脳をベストにするには・その2

脳をベストにしてくれるもの

脳は、その60%以上が脂質でできています。驚くでしょうが、健康の悪とされる体内コレステロールの25%が脳に使用されているのです。コレステロールは体に必要なもので、特に脳の機能にとっては欠かせないものです。ですので、良い脂質を摂ることがまずは最も脳にフレンドリーなこと、そしてもう一つは脳の毛細血管の隅々まで血行を良くしてやることが重要な鍵となります。

  1. アボカド

アボカドは、脳への血液の供給を高め、酸素の運搬をサポートしてくれます。また、アボカドに豊富に含まれる良質な不飽和脂肪酸が脳の細胞皮質を柔軟にし、脳にシグナルを送る神経をサポートしてくれます。ビタミンも豊富で、C、D、Eなどに富んでいます。

日本ではあまり見かけませんでしたが、アボカドオイルは、スモークポイントが高くココナツオイルのように癖がないので炒め物などの料理にも最適です。また、アボカドの葉の抽出液も最近では注目され、脳に良いという研究報告が出ています。

  1. ココナツ

ココナツほど多くの国で使われ、食されている植物はないでしょう。僕も、ココナツオイルを常に料理油として使用していますが、それだけでなく、ヘアーオイルや、スキンオイル、またちょっとした肌荒れや、虫刺されの時にも使用しているばかりか、甘いものが欲しくなった時にちょっと口に入れ、クレービングを抑えるのにも役立たせています。

ココナツオイルには、脳に良い良質で、さまざまな種類の脂肪酸が含まれ、ことにココナツオイルに含まれるMCTと呼ばれる中鎖脂肪酸は糖よりも早く脳のエネルギーとして変換されるので脳が疲れずに働くことができます。

  1. ナッツ類、タネ類、魚

ナッツ類には多くのオメガ3が含まれ、脳に良いとされています。中でも見た目も脳に似ているくるみには多くのオメガ3が含まれます。ただ、ナッツ類に含まれるオメガ3はプロセスを踏んで身体に最も効果の高いDHAに変換されなければならず、ナッツ類に含まれるオメガ3全てが能率よく機能を果たしてはくれません。ですので、オメガ3をDHAとしてすでに含んでいる食べ物を摂ることが理想です。

日本人がよく食べる魚、中でもサバ、イワシ、など光りモノの魚にはDHAが多量に含まれています。ですが、最近の海水汚染も深刻ですので近海魚の汚染が気になる人はほどほどにした方が良いかもしれません。カプセルで摂取できるDHAサプリもその出どころに注意する必要があります。

最後にちょっと嬉しい

チョコレート、コーヒー

カカオ、コーヒーには多くの抗酸化作用を持つ物質、ことにポリフェノールが多く含まれており、脳に良いのみならず、細胞の酸化、劣化を防いでくれる効果があります。また、チョコレート、コーヒーは、血流を促し、脳の毛細血管まで血液を送らせるのに役立ちます。

ですが、ここで気をつけたいのは、市販されている大手チョコレートには他に多くの添加物、砂糖、ミルクなどが含まれていますので抗酸化物質の効果が死んでしまっているどころか、全く毒としてしか作用しないものが多いので気をつけましょう。また、コーヒー、チョコレートには、カビの心配もありますので、(皆さんが想像するようなチョコレート表面に見えるようなカビではなく、カカオやコーヒー豆自体についているカビ)信用できるメーカーからの購入が必須です。カビは、脳神経に直接悪影響を及ぼして、脳の機能を破壊します。

チョコレートは、30グラム中砂糖の量が8グラム以下、ダークチョコレートで、カカオが70%以上のものをお勧めします。牛乳は、ポリフェノールの体内吸収を阻害するのでできればコーヒーには他の穀物ミルクなどを利用することをお勧めします。

チョコレート、コーヒーについては、別の機会にまた詳しくご説明します。

次回は、「脳をベストにしてくれること」をご紹介したいと思います。

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