冬の風邪とインフルに備えて ー ばあちゃんの科学 4 ー 梅干こめかみ貼り

日本のお婆ちゃん達がちょっとした病、健康法に最も利用するのは、やはり「梅干し」でしょう。

僕は、子供の頃、お婆ちゃんの言うことをほとんど信じてきましたが、一つどうしても信じられなかったことがあります。

それは、

頭の痛い時に梅干しをこめかみに貼る

ということでした。

梅肉をちぎって両方のこめかみに貼り付けるわけですが、子供ながらに食べ物を顔につけるということと、その姿が滑稽すぎて全く信じられませんでした。😂

しかしながら、梅干しをつけて1時間くらい経つとそれまでの頭痛がなんとなく軽減したのを覚えています。

他にも梅干しには、たくさんの民間療法としての使用法が語り継がれており、数え上げるとキリがありません。

どうして梅干しがそんなにすごいのか、少し科学的にみていきたいと思います。

まず梅干しといえばクエン酸ですが、皆さんもご存知の通り血管の老化を防ぎ、血流を良くしてくれるクエン酸の絶大なる健康ベネフィットを筆頭に、そのアルカリ度の高さが酸性食品過剰摂取で偏ったPHバランスを取り戻してもくれます。

また、他にもバニリン、シリンガレシノールなどの抗酸化作用と、殺菌作用の大変高い物質が含まれているほか、比較的最近の研究でMK615という大変抗癌作用の高い物質も発見され、がん予防、治療への効果も期待されています。

また、鎮痛作用としては、梅干しに含まれるフェニル-ベータ-Ⅾ-グルコピラノシドという成分が、紀元前にギリシャのヒポクラテスなどが柳の樹皮中に発見した鎮痛効果成分であり、アスピリンの成分でもあるアリシンと同等のものであり、抗炎症効果があり、よって鎮痛、鎮静効果に優れていることがわかっています。

また、ベンズアルデヒドという梅干しの芳香を形成している成分も嗅ぐことで鎮静効果があることがわかっており、フェニル-ベータ-Ⅾ-グルコピラノシドとの効果で頭痛を和らげてくれることが科学的にも証明できるわけです。

ですので、梅肉をこめかみに貼るなんていうとっぴな方法もまた、

ばあちゃんに軍配は上がるわけです!👵🎌

ただ、スーパーで売られている安価な、化学調味料満載の梅干しは効かないどころか、体に悪影響を及ぼす可能性があるので自然の質の良い梅干しを貼り付けるようにお願いいたします。

ぜひ、今度頭痛が起きた時に試してみて、ご感想をお聞かせください!f

というわけで、次回最終回をまたお楽しみに!

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