
毒はどこから僕らの体内に入ってくるのか?
食べ物の添加物、農薬、除虫剤、除草剤、水道水、工場汚水、クリーナー、化粧品、建築材料、排気ガス、缶詰の缶、プラスチック、医者の処方する薬、などなど枚挙にいとまがありませんが、僕の投稿を読んでいただいている方々はヘルスコンシャスなのでこのあたりはすでにご存知のことと思います。
実際、過去50年間に科学的に合成され、登録された化学物質は、数千万に上り、そのうち食品使用目的のものだけでも数千種類に上ると言われています。
このようにたかだか半世紀前に比べても化学物質の数は天文学的に増えており、今や、毒はどこにでも蔓延っています。まさに毒だらけの世界、毒だらけの人生。毒は僕らの想像つかない意外なところに隠れておりぼくらを驚かせます。

例えば、ピザ。
ピザのサラミがね、チーズがね、ピザドーって炭水化物よねとか、そう言うレベルではありません。
ビザが入っている箱。ピッザの箱には水や油に耐久性を持たせるため、perfluorinated alkylated substance (PFAS) – ペルフルオロオクタンスルホン酸 というポケモン怪獣より怖い舌のもつれそうな名前のついた化学物質が吹き付けられており、これが内分泌や免疫系を阻害します。具体的な悪影響として、発達障害、生殖障害、神経系障害、また、免疫力を弱めがんのリスクを高めると言われています。発育期の子供達にはもってのほかレベルの毒です。
PAFSは、ピザの箱のみならず、多くのくっつかないフライパン、雨具、登山靴、シミ加工された衣服や、家具、リュックサック、また医療器具にも使用されていたりするので、健康意識が高そうで実は低い日本人の被毒度は高いといってよいでしょう。
このような、危険度が高く分解されにくい毒物が、接触や呼吸を通して体内に入りどこに行くか想像できますか?

2015年のコペンハーゲン大学、デンマーク大学などの共同研究で、母親の母乳を通してこのペルフルオロオクタンスルホン酸が乳児の体内に侵入していることが発見されています。母乳では、さらにその毒が濃縮されるので影響はさらに大きくなるようです。
僕らが体内に抱える毒は、ぼくらののち何世代にも引き継がれ、何らかの支障を子孫にまで及ぼすかもしれません。
ですので、がん、糖尿病、心臓病、認知症、リウマチ、骨粗鬆症、その他さまざまな慢性病、現代病を避け、健康でいたいなら毒を摂らない、毒を排泄する、ということが非常に重要になります。
すでに生きていれば毒を100%避けることは不可能と言えます。ぼくらに何が大切かといえば、ぼくらがそのような毒の存在を知り、それらを避け、そしてそれらを定期的に体内からデトックスを行い意識的に解毒機能をサポートしてあげることが、毒まみれと言えるこの現代社会で大変重要なことなのです。(ことに妊娠前に!)
次回は、デトックス方法について少しつっこんでお話をしようと思います。
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