
僕は、野球が好きで、高校に上がるまで野球をしていた。娘もアメリカの高校で男子に混じって硬式野球をしていて、夏にはアメリカ代表として日本で開催される女子野球国際トーナメントに出場する。そんなこともあって、アメリカで野球にハマっている。
アメリカでも日本の選手たちが派手に活躍し始めた。最近引退したイチロー、そして、エンジェルスの大谷翔平とトップ選手がアメリカで人気を博し、春にはWBCで日本が優勝した。それからと言うもの、アメリカで日本の野球が注目を集めるようになった。
同じ日本人として、ヘルスコーチとしても気になるのが、日本人選手たちのアメリカでの食事だ。ただの日本人の僕でさえ、渡米後アメリカでの食事がなかなか口に合わなかったが、一流のスポーツ選手である大谷や、イチローは何を食っているのだろう。
そんなことが気になって少し調べてみた。
大谷翔平選手
大谷選手はどうやら、食事は楽しんで食べると言うより、食事を100%野球の一部として捉えている。お抱え栄養士を傍につけ、徹底して計算ずくで食事を摂るのが日常らしい。
- 一日3500 – 4500キロカロリー
- 1日60グラムのタンパク質
- 定期的に血液検査をして、結果に基づいた食事献立を考える。
- アルコールは基本飲まない。
- 先発の日は3時間前、先発でない日は2時間前に食事を摂る。(食事のタイミング)
- 基本は自炊

アスリート、ことにピッチャーなので、消耗した筋肉の回復と発達のためにことにタンパク質の摂取に気を使っているようだ。
大谷選手の好物は、オムライス、ステーキ、寿司。エンジェルスの自宅近所の寿司屋から、「大谷丼」なるものを自宅にデリバリーしてもらっているらしい。それ以外は、ほとんどすべて自分自身で献立を考え、クッキングもしてコンディション調整をしている。
まさに、体のため、自身のパフォーマンスのための食事、といった印象が強い。

イチロー選手
パフォーマンス重視の大谷選手の食事に対して、イチロー選手の食事は、全く逆なので笑える。
イチローは、大谷選手が気にしているようなことは、まったく気にしていなかった。あるインタビューで、イチローはこう言っている。
「その世界でがんばって勉強してる人たちにはホント、申し訳ないんですけど、その意識は皆無に近いですね。栄養学の知識もないし、勉強したこともない。サプリメントの摂取も面倒くさいし・・・・・・
(中略)
食べることが好きな人がそこを縛られてしまったら、別のストレスが増えて違う病気になるんじゃないかって思っちゃうんですよ。」
イチローは、ルーティーンを大切にしていた選手として有名だ。バッターボックスに向かう前の独特なストレッチや、バットを投手に向け腕を伸ばすスタンスなんかは現役を通して僕らの目に焼き付いたイチローだ。
食事も、「ルーティーン」であったらしい。イチローが、毎日カレーを食べる、と言う噂があったが、毎日同じものを食べるイチローはまんざら嘘ではないらしい。
「今は軸は食パンです。アリゾナで食べた食パンがメチャクチャ美味しくて、それをシアトルまで送ってもらってます。その食パンをトーストして、バターと、最近は蜂蜜を垂らして食べます。」
イチローは、ただ単に美味いと思うものを食っていた。同じものを食い続ける、と言うのも、気に入らないものを食べたことで自分の精神状態を(試合前に)乱したくない、という考えだったようだ。
二人の偉大な日本人メジャーリーガー、食事に性格が出ているが、食事に対する考え方も全く違っていたようだ。だが、二人とも自分独自の打ち方、投げ方をとことんまで追求したように、自分に合った必要な食べ方を熟知していることは共通していると言える。
まさに、誰にでも良い万能な食事法はない。大事なことは、一人ひとりが自分をよく知り、自分に合った食事を摂ることである。
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