あなたの脳をベストにするには ・その1

脳に悪いものを知る

体に悪いものは当然ながら脳にも悪い。酒、タバコ、砂糖が体に悪いのは、誰でも知っていると思うので、ここでは、人があまり話さないけど、脳にダメージを与えるものを書いてみます。

  1. 重金属

鉛、アルミニウム、マンガン、ヒ素と言った重金属は頭に溜まり、脳の機能に損傷を及ぼします。親から子供に受け継がれ子供の脳に長期に渡って損傷を与えるほか、妊婦の重金属値が高いことによって直接胎児の脳の発育に影響を与えます。

高齢者のみならず、これから子供を産もうとする若い女性もよく気をつけるべきでしょう。

中でも、鉛、マンガンなどは、水道水にも含まれていますので、質の良い浄水器などを購入して飲料水、料理などから体内への侵入を防ぐことをおすすめします。

アルミニウムは、料理器具、またはアルミ箔に食物を包んで料理することで、アルミニウムがその食べ物に侵入し、体内に入りますので、アルミ箔や、アルミニウムでできた鍋などの使用を避けることが大事です。

玄米食が健康だという考え方が、今も健康志向の方々に浸透しているようですが、玄米は食べ物の中でもヒ素が最も高い食品の一つです。玄米を食べるなら、極力有機のものを発芽させることをお勧めします。発芽させることで、精神を落ち着かせ快眠に効果のあるGABAの値が上がり、ヒ素も80%以上除去できるという報告がある上に、玄米が大変柔らかく、美味しく炊けるのでオススメです。

  1. パン(小麦粉)

日本を訪れた際、パンの質の悪さに驚きました。漂白された真っ白の食パンは、脳に悪影響を与えるばかりか、血糖値を急激に上げるため糖尿病の原因にもなります。

主にパンが体に良くない理由は二つあり、一つはグルテン、そしてもう一つは、今の小麦が歴史的に無数の交配を繰り返しているため、本来の姿ではなく異変した不自然なグルテンや遺伝子を持っているからです。

ことにグルテンは、脳に密接なマイクロバイオームを破壊し、腸に穴を開けることがわかっており、それがセリアク病の原因とされています。

パンを常食する人は、量を減らしていくことをオススメします。

  1. 植物油

アメリカの健康界ではかなり常識となっていますが、植物油は悪の権現です。炎症を起こす元となり、糖尿病、リウマチ、がん、心臓病などほとんどの現代病の原因であると指摘されています。植物油は、高度に加工されているばかりか、大豆や、コーン油なら、GMO(遺伝子組み換え)、そして炎症の原因となるOmega6の含有量が高く、常用するとomega3とのバランスを崩し、体内に炎症を起こします。また、これらの植物油は、すでに瓶の中で酸化されている、酸化してなくともスモークポイント(油が煙となる温度)が低いため、揚げ物や、焼き物に使うと酸化し、あなたの細胞を劣化させます。

単純に、私たちの脳は約60%が脂質でできているので、悪い脂質を摂ることが、悪い脳を作ることにつながります。加えて、炎症、酸化物質を脳に与えることは脳の機能を落とすことの原因となります。

植物油なら、質の良いコールドプレスのオリーブオイルか、ココナツオイルを使いましょう。オリーブオイルは、mono unsaturated fatty acid (一価不飽和脂肪酸)を多く含んでいるので、コレステロールを下げ、細胞を健康に保ってくれます。一方、ココナツオイルは、脳に良い脂肪が含まれているだけでなく、スモークポイントも高いので、炒め料理などに使っても酸化しません。

まずは、特に日本人が常食している食べ物を考えて3つお知らせしましたが、これに加えて精製された砂糖、タバコ、お酒は、今でも日本人には気をつけてほしいものです。

次回は、「脳にベストなもの」をご紹介しようと思います。

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