
実験:
「二つに分けたネズミのグループの片方に生の食べ物のみ、そして、もう片方のグループには調理した食べ物のみを与え続けた。どちらのネズミが長生きしたか?」
答えを予想してみてください。
近年、腸活関連の話でよく「マイクロバイオーム(腸内細菌叢、微生物叢)」や、繊維摂取の話は耳にします。これらはまさに腸の消化を理解し向上するに当たって大きなキーポイントです。
ですが人間に最も大切な機能の一つである「消化」を考える際に、もう一つ大変重要な要素があります。
それは、酵素。
酵素はあらゆる化学反応の触媒であり、酵素がなければ、ビタミンも、ミネラルも、ホルモンもそれらの役目を果たすことができません。
そして酵素はいくつかの臓器や腺によって作られます。ですが多くの消化機能に利用される酵素は膵臓によって作られます。例を挙げると、トリプトシンはタンパク質を分解し、ライペースは脂肪を分解し、アミラーゼはデンプン質を分解する、という具合です。
酵素は食物から摂取していればしているほど、体の酵素を利用しなくて済むのです。ですがここで重要なのは、酵素は大変繊細で摂氏47度を超すと失活し、沸騰したお湯に入れれば壊滅してしまうという事実です。

ネアンデルタール人は、肉食でほとんどの食事を火でローストして食べた痕跡が残っています。ネアンデルタール人は、同時にその化石から重度のリウマチで苦しんだことがわかっています。その加熱した料理を主食としていたことから、他にもがん、糖尿病、腎臓病など現代で言われる成人病にもかかっていたことは容易に推測できます。
実際、調理した酵素ゼロの調理された食品を主食とするようになり、膵臓の負担が激増し、サイズが肥大化、今や体重の比率を考慮に入れると人間の膵臓の重さは動物界でトップ級です。
人間が自分の体内に持つ酵素の量には限界があり、使えば使うだけ消費され底をつきます。これが、高齢になる程消化機能が衰える原因の一つであるばかりか、寿命をまっとうできずに成人病や、慢性病などによって早死する原因にもつながっています。
要するにお金と同じで、浪費ばかりしていて収入がないと貯金がどんどん無くなり、お金がなくなって死んでしまいます。酵素が体から尽きることは、同時に死を意味します。

では、どうしたら酵素バランスをうまく保てるのか?
それは、生食、発酵、発芽です。
アメリカの酵素研究第一人者である、エドワード・ハウエル博士はインタビューの中で、以下のように述べています。
酵素はただの「触媒」ではありません。酵素は活動するときに一種の放射能を排出します。いわば生命エネルギーを持っています。なので、酵素の多く含まれる食物を摂取することによって病を避け、寿命を伸ばすことができます。
もう、ここまで読まなくとも最初の質問の答えはお分かりになったと思います。
実験の結果で、生の食べ物のみを与え続けたネズミは3年、料理し熱を加えたものを与え続けたネズミは2年間生きたという結果だったそうです。
動物実験の結果をそのまま人間に当てはめることはできませんが、調理された酵素ゼロの食事は、寿命を30%縮めたという結果です。
もしも、この結果を人間に当てはめることが可能であれば、酵素のレベルを保つことによって人間の寿命を20年以上延ばせるということになります。
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