お腹に愛を:💖
健康に対して造詣の深い人のほとんどは、もともと健康だったかというと、ほとんどの場合そうではありません。僕もその一人です。
1歳で瀕死の肺炎にかかり、小児リウマチと診断され、気管支系が大変弱くすぐに風邪を引くような子供でした。高校生くらいになって、今度はスポーツや、バイクなどによる事故が多く骨も3回折り、バイクでの事故で反対車線で正面衝突し損ね、車の下に潜って一命を取り留めたようなこともありましたが、少しづつ病気からは遠ざかっていくことができました。
ただ一つの例外は、それはあまりに通常でしたのでデフォルト感覚でしたが、夏はトイレが駆け込み寺のような若者で(笑)、クーラーの効いたところに入るとすぐにお腹がグルグル言い出すのでした。
朝の学校通勤は肛門を必死に閉じて冷や汗かいて駅のトイレに駆け込むこともしばしば。大人になってからも、特にアメリカに来てから小麦に耐性が弱くなり、ピザ、パスタ、パンといった食事をするとすぐに胃腸の調子を崩したものでした。
好きなビールもだんだん飲めなくなってしまい、消化不良、便秘、下痢がほぼ慢性という状態でした。
これもまた、ヘルスコーチ修行をして理解したことですが、当時の僕の症状は英語で「イリタブル・バウエル・シンドローム(Irretable Bowel Syndrome [IBS] ) 」(腸過敏性症候群)に値するということがわかりました。
そこでその原因を突き止め、古今東西自分に合うと思ったあらゆる改善方法を試してみたところ、
試行錯誤の末、現在ではほぼ快便、快食、お腹の張りや、違和感も激減し、消化機能も向上したのが実感としてわかります。自分のお腹を以前の10倍理解し、関係を深めることができました。
なんか、恋人関係を改善したような口ぶりですが、
まさに体の不調を改善するのは、パートナーとの関係を深めることとなんの変わりもありません。
最終的には、お互いを理解し合い、うまく付き合っていく方法を身につけることが自分の肉体への愛であり、最も重要なのではないでしょうか。
ですので、この自身のお腹との関係を取り戻せた経験と知識を、これから5回のシリーズで皆さんと共有してみようと思います。少しでもあなたとお腹との関係を良くすることができたら光栄です。
このシリーズを読んだ後のあなたが理解する内容は、
- お腹の代表的な機能
- お腹の機能に悪影響を与える食事
- お腹の機能に良い影響を与える食事
- デトックスと常在菌
- お腹へのエネルギー的サポート
内容は変更されるかもしれませんが、大まか以上です。
では、次回まで少しお待ちください。今日みのある方は、お見逃しのないようにぜひご購読を!