肉体のリブート

コンピューターをリブート(再起動)せずに長らく使っていると、だんだんパフォーマンスが落ちてきます。あちこちで処理が遅くなったり、動作がおかしくなってきます。ですので、定期的に再起動してやることが大切です。

人の体も同じで時々再起動させてやることが必要です。

よく、バケーションしたり、軽くディトックスしたりするのを「リセット」とか言ってますけど、それくらいですと、大して長持ちはしません。完全にシャットダウンして、放電してやるくらいの再起動がたまに必要です。そうすることで、衰えてしまった体機能をかなり元に戻してやることが可能です。

ぼくが再起動を感じた経験をお話します

それは、禅寺で1週間の指圧合宿をしたときで、以前にも禅寺には他のリトリートぽいものに参加していますが、指圧が毎日入っていたことが相乗効果で、かなり浄化が促進されたと思います。山奥の禅寺で毎日修行僧達と生活を共にし、精進食を食べ、最低2、3時間座禅。加えて毎日指圧をしたり、してもらったりしました。

最も大きな変化は、大して食べないのに驚くほど便が排出される。病気じゃないかと思うほどの量が出続けて、だんだんと黄味がかかって、最後には赤ん坊のような黄金色になりました(笑)。同時に、音や匂いに異様なまでに敏感になる。50メートルくらい離れたところから建物に入ってきた人の香水の匂いがプーンと鼻を突いたりしました。人のエネルギーが直に感じられ、だいたい持っている感情とかがわかるようになる。また、他人の体をみると悪いところに黒いモヤが浮かんで見えた、など。なんか、特別な力を持った人みたいですが、多分誰でも持ってる感覚でしょう。ただ、鈍っているだけです。

このように何らかのきっかけで体が浄化されると、家で使う食器洗剤が異様に臭く感じたり、市販のシャンプーや、化学物質の含まれた化粧水、ボディーローションなどすべてに過敏になります。タバコの煙とか、排気ガスとかにアレルギーみたいな症状もでます。食べ物の毒素を食べる前に感じられたり、それまで何もなかった食べ物に反応を起こしたりと、いろいろです。

これが本来の僕らの体がもつ研ぎ澄まされた野生の感覚であり、毒を察知し肉体の正常機能を保つために備えられた強靭な防御力です。

何も、禅寺で1週間過ごさなくとも、誰でも簡単に日常の生活の中で体のリブートができる方法が実はあります。それは、

インターミッテント・ファースティング (intermittent fasting)

日本語では、「断続的断食」というように訳されているようですが、簡単にいうと、夕食から次の日の最初の食事の間隔を12時間以上置き、体機能をシャットダウンすることです。短い場合は、14時間から、16時間、長いもので24時間から36時間くらいまでは頻繁に行えます。

ファースティング(断食)は太古の時代からさまざまな宗教の習慣としてまさに心身と魂の浄化として行われているもので、多くの人に体のリブートされたことを実感として感じてもらうことができます。

このインターミッテント・ファースティングを今度詳しく書いてみようと思います。

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